しょっちゅう忘れることを書いておく。
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Pythonでプロジェクトごとに異なる環境を作成する方法として、仮想環境を利用することが一般的です。ここでは、仮想環境を作成し、サンプルコードを実行するまでの流れを解説します。
まず、仮想環境とサンプルコードを配置するためのディレクトリを作成します。
mkdir my_project
cd my_project
この my_project
フォルダに、仮想環境やコードを配置します。
次に、Python 3.10を使用して仮想環境を作成します。
python3.10 -m venv myenv
これにより、myenv
という仮想環境が my_project
ディレクトリ内に作成されます。
仮想環境を有効化することで、その環境内でパッケージのインストールやコードの実行が行えるようになります。
source myenv/bin/activate
有効化すると、ターミナルのプロンプトが (myenv)
のように変わり、仮想環境がアクティブな状態であることが分かります。
次に、サンプルコードを作成します。この例では、requests
ライブラリを使用してウェブページの内容を取得する簡単なスクリプトを作成します。
まず、main.py
というファイルを作成します。
touch main.py
ファイルを開き、以下のコードを記述してください。
# main.py
import requests
def fetch_website_content(url):
response = requests.get(url)
return response.text
if __name__ == "__main__":
url = "https://www.example.com"
content = fetch_website_content(url)
print("Website content:", content[:200]) # 最初の200文字を表示
このコードは、指定したURL(この場合は "https://www.example.com")の内容を取得し、最初の200文字を表示します。
作成したコードを実行するために、requests
パッケージをインストールします。
pip install requests
これで仮想環境内に requests
ライブラリがインストールされました。
仮想環境が有効な状態で、以下のコマンドを実行してサンプルコードを動かします。
python main.py
正常に動作すると、指定したウェブサイトの内容の一部が表示されます。
作業が完了したら、仮想環境を無効化します。
deactivate
仮想環境が無効化され、元のシステム環境に戻ります。
この記事では、仮想環境の作成方法からサンプルコードの実行方法までを説明しました。仮想環境を活用することで、他のプロジェクトやシステムに影響を与えず、安心して開発を進めることができます。
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すぺぺぺ
本サイトの作成者。
プログラムは趣味と勉強を兼ねて、のんびり本サイトを作っています。
フレームワークはdjango。
ChatGPTで自動プログラム作成に取り組み中。
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