お猿がゆく、インターネットの基礎技術復習

最近、いろいろ思うところあって、一から勉強し直し中。
その一環として、インターネットを支える技術について、お猿なりにまとめていく。

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microformats

HTMLの中でさらに意味のあるデータを表現するための技術が、「microformats」。
microformatsを用いると、リンクの細かい意味やイベント情報を表現できる。

セマンティック

microformatsは、セマンティックWebを実現できると表記されている。
セマンティック:日本語約すると、「意味論」

Webセマンティック

Webにおけるセマンティック(意味論)は、リソースが持つ意味を確定させるための理論。
HTMLやXMLで書かれたリソースの意味を、どのようにプログラムから処理するか。

RDFとmicroformats

プログラムで処理可能な情報の意味を記述するための仕様として出てきたのが「RDF」。
RDFとは、トリプルと呼ばれる「主語」「述語」「目的語」の3組を使用して処理できるようになる。

問題点

  • 記述が複雑になりやすい
  • 統一的な記述が難しい
  • 対象データとは独立したメタデータが必要

microformatsの場合

上の問題点を解決する仕組みが、「microformats」。

<html>

<body>
    <p>このWebページの権利は<a rel="license" href="http://test/aaa/sample">本ページ</a>に従います</p>
</body
</html>

< a >のrel属性がlicense、hrefが値を持つ。

microformatsの標準化

micorformatsは、HTML文書そのものにメタデータを埋め込む技術。
(例) rel-tag:ソーシャルタグ

microformatsの分類

elemental microformats・・・リンク関係(a要素やlink要素など)を使ってメタデータを表現するフォーマット
compound microformats・・・主にclass属性を使って階層構造のあるメタデータを表現するフォーマット

No 説明
1 res-license ライセンス情報。
2 res-nofollow スパムリンク防止。
3 hCalendor イベント情報
4 hAtom 更新情報

microformatsとRDFa

microformatsの問題点

microformatsは、class属性やrel属性の値だけでメタデータを特定するため、同じ値のclass属性やrel属性があると、プログラムが誤判定を起こす可能性がある。

RDFaの解決

上の問題を解決するために、開発されたのが、「RDFa」。
見た目は、microformatsと差がない。

リソースの表現としてのmicroformats

WebAPIでは、プログラム用にXMLやJSON等、データ構造がしっかりと記述できるフォーマットを使用するのが一般的。
しかし、プログラムように別APIを提供する場合は、欠点がある。

  • WebサービスとWebAPIで提供する機能が異なってしまう
  • 揮発規模の増大に伴うメンテナンス性の低下
  • WebAPIに必要な技術習得コスト

microformatsは、以上の弱点をカバーできる。

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