初心者用kotlin

kotlinのメモです。

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[結論]
kotlinはオワコンなのか?と言われるとオワコン認定したほうがいいかもしれません。
kotlinを弄っている身としてはオワコンになって欲しくはないのですが、やっていてメリットを感じません。
ただ、オワコン云々の前にそもそも始まっていないと思います。

[理由]
javaやpythonに比べると、使える場所が基本的にandroidアプリに限定されてしまうせいで、どうしても汎用性が低い。
ただ、kotlinで作れるのはandroidアプリだけ、と言うのは誤解です。
kotlinでデスクトップアプリを作ることもできればWEBアプリも作ることはできるのです。
javaで出来ることは、kotlinでも大抵できます。
特にWEBフレームワークでkotlinベースを採用する会社が増えれば未来は開けそうですが、これは中々難しいだろうなと思います。
javaのWEBフレームワークをkotlinにわざわざ置き換えるメリットが、ないのです。
書きやすいとか、ぬらぶるなどの言語仕様はどうでもよいのです。
会社で導入するには最低限、次の条件をクリアする必要があります。

  • 社内のメンバーが全員kotlinを書けるか
  • エンジニアが確保しやすいか
  • 情報が多いか
  • 社内にノウハウがあるか

ここ辺りが判定基準になってきます。

社内のメンバーが全員kotlinを書けるか
自分だけが書けても意味がないのです。
勉強しない方が悪いという方もいらっしゃいますが、人によって学びたい言語は違うのです。
大抵はkotlinよりもjavaやpythonを学ぶ方を選ぶでしょう。
kotlinを強制できるほど、メジャーな言語ではないのです。
kotlinを学んでも転職市場は限定的なのです。

エンジニアが確保しやすいか
厳しいですね。
いるとは思えないし、いたとしても高額になってしまうためjavaのほうがよいです。

情報が多いか
このサイトで一番アクセス数が多いのは、実はkotlinの記事です。
でも、kotlinの記事は、ほとんどメモ書きで整理していないし、パッと見ても分からないにもかからわず、アクセス数が多いです。
つまり、雑な記事にもアクセスが集まってしまうほど、kotlinは情報が少ないと言えます。
トラブルが発生したときにkotlinでは困るのです。

社内にノウハウがあるか
1年や2年程度のノウハウなど、ググれば終わりです。
10年以上の運用実績が欲しいのです。
kotlinで10年の実績がある会社なんて稀でしょう。

これらをクリアすればkotlinにスポットが当たることもあるでしょう。
しかしながら、ほぼ全滅かと思います。

さらに、androidアプリと言えばkotlin!という認識にすらなっていない。
androidアプリを作る際、kotlinかjavaかという選択肢があります。
唯一の分野ですら、一番になっていないのです。
つまり、始まってすらいないのです。

[まとめ]
オワコンとは、C言語みたいに一世を風靡したが時間の経過とともに去っていくものをオワコンと考えるなら、オワコンではない。
オワコン云々の前に、そもそも始まっていない。

オワコンとは、学ぶ価値がある言語か?と言う意味ならばオワコン。何故なら市場が求めていないから。
何故市場が求めないのかというと、言語仕様に問題があるのではなく、継続性の問題。

kotlinでないと実装できない、独壇場となれる場ができればメジャーになる可能性はある。
例えばjavaが有料化し、kotlinは無料です、となったらkotlinが息を吹き返す可能性もあるでしょう。
そうなれば、kotlinユーザの需要は爆上がりです。

要するに博打言語ですね。

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