typescript練習帳

本書はtypescirptの使い方について書いて行きます。

646 views

varとletの違い

varは、スコープがひどい。
次のサンプルコードは、varのひどさを示すものである。

export function varFunc() {
    var value = 10;
    console.log("varFunc start");

    if(value==10){
        var value = 100;
        console.log(value);
    }
    //ここが10と表示されるか、100と表示されるか
    console.log(value);
}

2行目でvarの変数に10を代入し、さらに、5行目で再宣言して、100を代入する。
このとき、10行目は5行目の値、100が表示される。
通常のプログラムであれば、2行目の値と10行目の値のスコープが同じであるため、10と表示されて欲しいが、varはそうはならない。

letで書くと、通常のプログラムどおり、10行目は10が表示される。

export function letFunc() {
    let value = 10;
    console.log("letFunc start");

    if(value==10){
        let value = 100;
        console.log(value);
    }
    //ここが10と表示されるか、100と表示されるか
    console.log(value);
}

結論から言って、typescriptでvarを使うメリットはない。
letを使えということ。

Page 9 of 12.

前のページ 次のページ



[添付ファイル]


お問い合わせ

プロフィール

すぺぺぺ

自己紹介

本サイトの作成者。
プログラムは趣味と勉強を兼ねて、のんびり本サイトを作っています。
フレームワークはdjango。
ChatGPTで自動プログラム作成に取り組み中。

サイト/ブログ

https://www.osumoi-stdio.com/novel/

ツイッター

@darkimpact0626