コーダーの議論
役に立つ議論から、不毛な議論まで。
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CakePHP4でbakeコマンドを使うとadd,edit,delete,indexのテンプレートが作成されます。
addとeditは大抵が類似した処理であるため、一つのファイルにまとめたほうが良いのではないかという意見があります。
とはいえ、bakeコマンドがわざわざaddとeditで分けるにはそれなりに理由があると思います。
どう考えたらよいですか?
CakePHP4のbakeコマンドがaddとeditのテンプレートを分けて生成する理由には、いくつかの重要な要素があります。それぞれの操作には異なる要件やユースケースがあるため、分けておくことでコードの可読性や保守性が向上することが考えられます。
異なるバリデーションやロジック
ユーザーインターフェースの違い
URLやルーティングの違い
利点:
- コードの重複を減らすことができる。
- 一つのテンプレートで両方の操作をカバーするため、コードの統一性が保たれる。
注意点:
- ロジックが複雑化する可能性がある。addとeditの処理を一つのファイルにまとめると、それぞれの操作に応じた条件分岐や追加のロジックが必要になるため、コードが見づらくなる恐れがあります。
- バリデーションやフォームの違いを適切にハンドリングする必要がある。例えば、既存データのロードやバリデーションルールの適用が複雑になることがあります。
再利用可能なコンポーネントの作成
状況に応じたアプローチの選択
以上の点を考慮し、プロジェクトの特性や要件に応じた最適なアプローチを選択することをお勧めします。
コーディング規約に、addとeditは分けるような記載はありますか?
CakePHP自体の公式コーディング規約には、addとeditのテンプレートを分けることに関する具体的な記載はありませんが、CakePHPの一般的な慣習やベストプラクティスに従うことが推奨されています。以下は、CakePHPの公式コーディング規約や一般的なベストプラクティスに関する情報です。
CakePHPの公式ドキュメントには、特定のコーディング規約やベストプラクティスが記載されていますが、テンプレートの分割に関する明確なガイドラインはありません。しかし、一般的には以下のようなポイントが重要視されています。
可読性と保守性の確保
シングルレスポンシビリティ原則の遵守
コードの再利用
CakePHPやその他のMVCフレームワークにおける一般的なベストプラクティスとして、以下の点が挙げられます。
各アクションに対する専用のテンプレート
コードの分割と再利用
適切な命名とフォルダ構造
CakePHPの公式コーディング規約において、addとeditを分けることに関する明確な記載はないものの、一般的なベストプラクティスに基づくと、分けることが推奨されます。これは、コードの可読性、保守性、責任の明確化に寄与するためです。一方で、プロジェクトの要件や規模に応じて、適切な方法を選択することが重要です。
修正するときに、addを修正したら、気づかない所でeditにも影響が出ていた、なんてことはありそうですね。
つまり、デグレードしやすいコードになってしまう。
役割によってコードは分けておくべきですね。
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すぺぺぺ
本サイトの作成者。
プログラムは趣味と勉強を兼ねて、のんびり本サイトを作っています。
フレームワークはdjango。
ChatGPTで自動プログラム作成に取り組み中。
https://www.osumoi-stdio.com/novel/