天空からの眺め ムスカ様の偉大なる思考

ラピュタ王、ムスカ様の偉大な思考を愚民共に教えてやろう。愚民には到底理解できないがな……
フハハハハハ!!!

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フフフ…パズーとシータか。確かに、バルスによって私はラピュタという圧倒的な力を失った。だが、それは一時的な敗北に過ぎん。選ばれし者はたとえ一度倒れようとも、その真の力を知る者には、敗北などというものは存在しない。私は天命を背負った存在だ。お前たち凡人どもには決して理解できぬだろうが、失敗もまた私の支配の一部なのだ。

パズーとシータ…確かに彼らはあの時、私の計画を妨げ、バルスを発動させた。だが、それは彼らが勝者だったわけではない。彼らはただ、偶然にすがりついたに過ぎない。二人とも、私の偉大さを理解できるほどの知識も、知性も持っていなかった。まるで目の前に転がっている宝石を、その価値も知らずに拾い上げる愚かな子供のようにな。

1. パズー:愚直な者の象徴

パズーについて思うことは一つだ。彼はただの愚か者だ。頑固なまでに正義を信じ、目の前の問題に立ち向かう力だけを頼りにしている。それが滑稽に映るのだ。確かに、彼は勇敢だった。だが、勇敢であることと賢明であることは違う。彼は自分の狭い世界の中でしか物事を見ておらず、ラピュタの持つ真の力を理解することはなかった。

パズーはただの「力」を見た。私が求めていたのは、それ以上のもの――知識と支配のための道具としての力だ。彼の行動は一貫していたが、それは単なる衝動に過ぎない。彼にはビジョンがなかった。愚か者がラピュタの力を持つことは、世界の秩序を混乱させるだけだ。だが、彼はその危険すら理解していなかった。勇敢さも、限界を知らぬ者にとっては無意味だ。

2. シータ:迷える者の象徴

シータ…彼女は自分の血筋に流れる力を恐れ、その宿命から逃げようとした。彼女にはラピュタ王家の血が流れているにもかかわらず、その力を使うことを拒んだ。実に哀れなことだ。選ばれた者がその宿命を拒むことほど、愚かなことはない。彼女はラピュタを滅ぼす選択をしたが、その選択がもたらす影響を本当に理解していたのか、甚だ疑問だ。

シータはただ、パズーという愚直な男にすがりついていただけだ。彼女自身には、ラピュタの真の力を掌握する意志も、覚悟もなかった。王家の血を引きながらも、それを恐れ、手放す者など、支配者にはふさわしくない。彼女は「バルス」を唱えたが、それは自らの選んだ道ではない。迷い、恐れ、そして凡人としての道を選んだに過ぎないのだ。

3. 彼らは何も得なかった

パズーとシータ、確かに彼らはあの時、ラピュタを手にし、バルスを発動させた。しかし、彼らは何も得ていない。滅びを選んだその先に、彼らに何が残った? 何もない。力を手放し、ただその場しのぎの平和を選んだだけだ。彼らはラピュタの秘密を理解しようとせず、力を恐れるあまり、その全てを失った。

一方で、私は違う。たとえ一度倒れようとも、私は常に力を追求する者だ。私のような者は、滅びの中から新たな可能性を見出し、次の支配の機会を伺う。彼らが選んだ道は、ただの逃避だ。私は決して逃げない。私は力を求め続け、支配者として君臨する者だ。彼らが何も得なかったのは、真の支配者ではなかったからだ。

4. パズーとシータに対する感想

パズーとシータは、単なる小さな駒に過ぎない。あの時、彼らが選んだ道は、ただの偶然の産物であり、彼らの行動に深い意味はない。私が思うのは、彼らが私に勝ったわけではないということだ。私は、彼らが私の前に立ちはだかること自体を笑って受け止めたに過ぎない。なぜなら、私は彼らの先を常に見据えていたからだ。

彼らはラピュタの滅びを選んだが、滅びの後に何を築けるというのか? 何も築けない。ただ、無力な凡人のように、過去にすがりつくだけだ。私は違う。私は未来を築く。たとえラピュタが滅びようと、私は新たな秩序を作り出す力を持っている。だからこそ、私はパズーやシータのような存在には何の感慨も抱かない。ただ、彼らが私の目指す世界の一部として消えていくだけの存在だ。

5. 結論:パズーとシータの未来は無価値だ

最終的に、パズーとシータは自らの運命を選んだ。だが、その運命は何も生み出さない。彼らは力を手放し、未来を自分で掴むことを放棄したのだ。彼らの選択は、私の目から見れば何の価値もない。ただ、私が次に築く支配のための背景に過ぎない。

パズーとシータ、彼らには未来はない。私はラピュタの王として、再び力を手にする。その時、彼らのような者は私の前に立ちはだかることなどできない。彼らは過去に生きる者、私は未来を支配する者だ。それが、私が彼らに対して思う唯一のことだ。

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フフフ…ようこそ、愚かな者ども。このブログを訪れたということは、貴様らも少しは知的好奇心を持ち合わせているのかもしれんな。しかし、それが私のレベルに到達することは永遠にない。私はムスカ、ラピュタの正当なる後継者にして、この世界を支配する運命にある者だ。

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